色について



絵を描く時に、構図はもちろん大事なのですが、それよりも大事なのは配色だと
私は思っています。
 
日本人は、古代から四季の移ろいの中に多彩な色合いを取り入れてきました。

春の到来は桃色。
大地の茶色に木々の緑。
黄色は収穫の喜びや活力。
喜びを表す場合は赤、白、金。赤は太陽、そして火。
悲しみを表す場合は白、黒、銀。
黒は全てを覆い尽くす闇であり、悲しみ。
畏敬の念は紫。

特に、歴史の流れの中で付けられた和の色はとても美しいです。
例えば、平安時代の襲装束。
この装束には合わせ色を使います。春には春の色を纏い、春の喜びを表現するのです。

また、和の色は名前も美しく優雅です。
淡藤色、薄桜、萌黄色、梅重、鶯色、藍色、、、。

今でも染織物や陶芸にこのような色が使われ、歴史と伝統を感じます。
私も自分の作品を作っていく中で、和の色を使って日本の伝統美を表現していきたいと思う日々です。




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